よくあるご質問

長い間お悩みでよほどご不安なのでしょう。一度もご来店されずにこのようなご質問をいただくことがあります。お気持ちはよくわかりますが、たとえ医師であっても病院で受診も検査もしないうちから「治りますか？」との質問に安易に回答することはありませんよね。当店のホームページにはお客様の声も掲載していますが、ご自身と似た症状に思えても個人差がありますので必ずしも同じような結果を保証できるものではありません。当店ではお体の状態を確認しながら、その状態に適した無理のない施術を心がけておりますので、是非一度施術を受けていただき、ご自身でご納得いただければ幸いです。

施術による体調の変化には、その方の体力、体質、状態のレベルなどにより大きな個人差が当然出てきます。初回の施術では入念にお体の状態を確認させていただき、痛みのレベル感を意識していただきながら施術を行い、終了後の変化度合いから今後の施術計画をご相談しています。あとはご自身の日常生活の中でどう維持できたのかを次回開始時に確認するので、２回目を受けていただけると目安がわかりやすくなります。当店の施術は「なるべく通わなくてよい状態」を目指しているので、その点ではお客様とご希望は一致すると思います。

スポーツ好きの方は、施術中にだんだん調子が良くなるとすぐに動きたくなるようです。しかし、施術後の身体はまだ不安定な状態のことが多く、激しい運動は避けたほうが良いでしょう。施術後痛みがすっかり和らいだとしても、傷めた筋肉の炎症や修復はまだ終わっていない可能性が考えられますので、その部位のストレッチなども避けましょう。どうしてもすぐに出なければならない試合やお仕事での移動などがある場合はご相談ください。起こりうる可能性を想定してアドバイスさせていただきます。

当店のお客様と施術前にお話をしていると、ご自身が今のお体の状態が本当に手術を必要としているのかをご理解いただいていない方が多いです。まず優先すべきは担当されている医師とのご相談です。当店で施術を受ける際にも、手技療法を受けてもよい状態であれば承りますが、医師から出されている指示や注意事項を施術前によくお聞かせください。

同業者の方への施術は原則的にお断りしています。しかし、このお仕事の特性も理解していますので、忙しくてご自身の体の状態を改善できない場合やその症状の部位はご自分ではできないという場合があるのも事実です。ご自身では手に負えない症状がある方についてはご予約時に施術家である旨を必ずお伝えのうえご利用ください。なお、当日の状態確認の結果、特に重い症状でないのに施術をご希望されている場合、競合調査目的や施術技術の体験の意図があると判断し、施術をお断りする場合もありますのでご了承ください。

当店は「なるべく通わなくてよい状態」を目標に施術を行っています。そのため、施術後に次回予約を取るのが当然というお話にはなりません。施術前・施術中にご相談していた施術計画に基づいて次回の目安はお伝えしていますので、体調の変化とご都合に合わせて必要な時にまたご予約ください。なお、特定曜日の決まった時間帯を続けて予約したい方はお早めにお願いします。

日常の中で注意していただきたい動き方や姿勢は、施術後にお伝えするようにしています。お仕事ではパソコンの位置や椅子の高さ、姿勢や動きでは歩き方や重心のとり方など基本的な動作など見直しをしたほうがよいことは多々あります。各種スポーツの動きについても、修正したい動作を教えていただければ、修正のコツをお伝えします。

ひと口に肩こり・腰痛と言っても、様々な要因があります。日常的な動きや姿勢の修正だけで予防できるものもあれば、そうはいかないケースもあります。肩こりは肩だけではなく、肩以外の部位からの影響を強く受けていることも少なくありません。腰痛にしても同様です。施術後にはあなたが日常で注意したほうがよい動作をお伝えすることができますので、ぜひ一度施術を受けてみてください。

施術後に体調がよくなると一杯行きたくなるお気持ちもわかりますが、体内では様々な変化が起きています。急性の場合はおそらく炎症もまだ残っています。お酒を飲むと血行が良くなり痛みを感じにくくなることもありますが、今日はお酒はやめておきましょう。水分と栄養をしっかりとって、お体を十分に休ませてあげてください。

院長が技術認定を受けるまで技術を磨いた「緩消法」は、一般の方でも正しく習得すれば自分で自分に施術するのも可能な方法でもあります。院長が医療従事者登録している（一社）日本健康機構では、痛みでお悩みの一般の方のために緩消法を学ぶための学習会を全国各地で開催しています。ぜひご検討ください。