症例（６）手首の痛み・指の痛み

もともとは別の症状で来店されたお客様ですが、指の症状を訴えられたので対応しました。手先を使う仕事をしていると痛みが出て、時折ばね指の症状も出るとのこと。

状態確認では腰部、肩関節周辺、頸部まで一部の筋肉の緊張が確認できる。骨格チェックでは肘と手首の動きがよくない。膝関連の対応を経て、今回の指の痛みの要因として考えられる可能性をお伝えして施術方針を決定、筋弛緩法と腕の各関節の可動域調整を取り入れて施術することに。

骨格については軽微な調整で可動域を徐々に確保し、痛みの箇所には筋弛緩法を施術。指は手首から肘、肩関節の周辺の可動域調整を経て、最後に痛みのある指と手のひらに施術。特に指の関節は微細な筋を爪の先によるピンポイント施術を駆使した。

手首痛とばね指の症状でお仕事の事務作業に支障をきたすようになりご来店。

状態確認では、手首の痛み、第２指のばね指のほか、前腕部の筋緊張が強く、痛みの部位は熱を持っている。頸部の前傾・筋緊張が強く、背部から腰にかけての筋肉も硬い。手首の痛みの要因となる可能性のご相談をして、施術方針を決定。骨格チェックでは痛みが強い手首の手根骨の動きが悪く、肩関節周辺の内旋が強く、腰椎・頸椎の可動域制限が見られる。

まず腰から背部にかけての緊張緩和を目的にブロックテクニックによる骨盤調整と軽い圧力で背部のバランス調整を行うと徐々に腰部・背部の緊張が弱まることを確認。次に痛む側の肩関節から前腕にかけて関節の調整と筋弛緩法を施術、熱を持っている手首にはその日は施術せず。動きの悪い頸椎周辺と腰に筋弛緩法を施術して終了。

手先を使うご職業で、忙しくなると指先に痛みを感じる。ほかに腰痛・肩こりもあるので総合的にみてほしいとのご相談をいただき、対応しました

状態確認では、腰から背部の緊張が強く、痛む側の肩から腕にかけて筋肉が硬い。骨格チェックでは腰部、大腿部、肘に若干のバランス調整が必要な箇所を認める。今回の指の痛みの要因として考えられる可能性をお伝えして施術方針を決定。

まず筋弛緩法を前腕・手のひらに施術。続いて肩関節の関連部位の可動域調整と腰の筋弛緩施術。最後に手根骨と前腕部の可動域調整を十分に行って終了。