症例（９）足首・足のひら・足指の痛み

症状は腰や頸の痛み等いくつか症状を訴えられ、その中の一つとして足関節の痛みがある。ヒアリングでは過去にスポーツ中の捻挫を数回しており、その都度積極的に病院には行かず、時間の経過に任せていたとのこと。

状態確認では、ひねりの方向によって痛みが出現、足関節の可動範囲としては大きめでゆるい印象。骨格チェックでは踵骨とそれ以外の部位の動きが極端で中足骨は動きが悪く、足指も動きが悪い。調整を必要とする箇所は多いため、腰、膝への筋弛緩施術のあと足底と足関節の可動域調整を行うことで施術方針を決定。まず腰は筋弛緩法でゆるめ、膝と下腿の可動域調整のあと膝蓋骨周辺と下腿、足底に筋弛緩法施術。足関節のバランス調整を行って終了。

足首の曲がりが少なく、左右で下腿から足首の太さが違う。過去の怪我の後遺症もあり模様。むくみというより腫れた感じ。日常ではさほど困らないが、動きの悪さを心配されてご来店。

状態確認では、大腿部から膝、足首まで動きが悪い。痛みはないが、可動範囲が狭く筋緊張が強い。歩行では足関節があまり使えていない。骨格チェックでは、下腿と足関節の可動域調整が必要。腰、大腿部と膝からの影響を含めてご説明し施術方針を決定。まず筋弛緩法で腰部・背部の緊張を緩められたのを確認、次に膝関節の可動域調整、最後に足関節、中足骨の微調整と膝に筋弛緩法施術で終了。

腰痛、足のしびれと並行して、足指の付け根と足底に痛みがあり、足が攣ることもあるとご来店。

状態確認では、全身に筋緊張が強くあり、特に下半身の筋緊張が著しい。骨格チェックでは股関節と膝、足関節に調整が必要な箇所を確認。腰痛の解消、足の痛みもなくなるのを目標に施術方針を決定。

まず筋弛緩法を腰と大腿部に施術、腰痛と足のしびれが和らぐのを確認。足指と足底は変化なし。膝と足関節の可動域調整を行い、足底と足関節周辺に筋弛緩法施術。足指の痛みが若干残るため、さらに下腿と足指の痛む箇所にピンポイントの筋弛緩法で終了。