症例（５）腕の痛み・肘の痛み

身体を動かす職業の女性ですが、数十年前の打撲事故以来様々な箇所に故障を抱えています。中でも肘の痛みが慢性的にあるので改善できればとご来店。

状態確認では腰部、背部、頸部まで一部の筋肉の緊張が確認できる。骨格チェックでは骨盤、股関節、膝と背部にもいくつか調整を必要とする箇所を確認。今回の肘の痛みの要因として考えられる可能性をお伝えして施術方針を決定、筋弛緩法と各部の関節可動域調整を取り入れて施術することに。

骨格については軽微な調整を行い、痛みの箇所には筋弛緩法を施術。肘は手首と肩関節の周辺から可動域調整の施術。頸部と顎関節にも症状の訴えがあったため、上部頸椎や顎周辺の部位と腰を筋弛緩させる施術を行い終了。

手首痛と肘痛の症状でお仕事の事務作業に支障をきたすようになりご来店。

状態確認では、手首の動きが少なく前腕部の筋緊張が強。手首・肩関節・頸部の筋緊張が強く、背部から腰にかけての筋肉も硬い。手首から肘の痛みの要因となる可能性のご相談をして、施術方針を決定。骨格チェックでは痛みがある手首の手根骨の動きが悪く、肩関節周辺の内旋が強く、腰椎・頸椎の可動域制限が見られる。

まず腰部のバランス調整と筋弛緩法を施術。次に痛む側の肩関節から前腕にかけて可動域調整。手首の痛みが和らいできたので手首付近と肘に筋弛緩と前腕の可動域調整を十分に。最後に下部頸椎と腰にも筋弛緩法を施術して終了。

ラケット種目の競技をしている学生さん。ひじを痛めてご来店。ひどい時は肘だけでなく、肩の痛みと頭痛が伴う。

状態確認では、肘・肩ともにラケット操作でよくある動きに可動が制限されている傾向が強い。頸部の筋緊張もあるため頭痛は誘発されていると仮定。骨格チェックでは腰部、頸部に若干の調整が必要な箇所を認める。今回の肘痛の要因として考えられる可能性をお伝えして施術方針を決定。

まず筋弛緩法を肩に施術、肘の痛みに変化があるため10分ほど継続。続いて腰と肩関節の関連部位に筋弛緩法施術。最後に手根骨と前腕部を十分に可動域調整して終了。